足首の捻挫
皆さん、こんにちは☆
今日は足首の捻挫について
簡単にわかりやすく説明していきます(^^♪
捻挫とは、本来制限されている可動域を超えてしまい靱帯や腱、軟部組織を痛めることを指します!
捻挫の際には必ず、組織は引き延ばされてします。
靱帯が切れたり、損傷したりするものや骨がはがれてしまう剥離骨折も併発することもあります。
足首の外側には、前距腓靱帯・踵腓靱帯・後距腓靱帯が特に前距腓靭帯が損傷しやすいです。
内側には三角靱帯があり、外側に比べて強固なためこちらは剥離骨折もしばしみられることがあります。
靭帯損傷の程度は3段階に分けられています。
靭帯の損傷の程度は・・・
Ⅰ度 靭帯が伸びている状態(微細損傷)←捻挫はここに含まれます。
Ⅱ度 靭帯が一部切切れて状態(部分断裂)
Ⅲ度 靭帯が完全に切切れている状態(完全断裂)
まず、怪我をした直後であればアイシング(冷却)と保護・圧迫・挙上・最適な運動が大切となってきます!
アイシングによる効果
(1)アイシングした患部(主に皮膚表面)の温度を低下させる。
(2)細胞の新陳代謝を低下させる。アイシングはケガの応急処置にも用いられるが、それは、冷却によって血流と組織レベルでの代謝が低下するため、ダメージを受けた組織の二次的な低酸素症を抑制することができるからである。
(3)局所の炎症が軽減する(腫張〈しゅちょう〉の抑制)。
(4)痛みを和らげる(神経の伝達速度を低下させる)。
(5)血液循環への影響。
(6)筋肉の緊張を和らげるリラクゼーション効果がある。
(7)医学的にはリハビリテーション開始時期に用い、治療期間の短縮、術後の疼痛〈とうつう〉緩和などの効果を期待している。
Protection(保護)
三角筋やシーネなどで関節を固定し、患部の血管や神経を再損傷しないように防ぐ。
Optimal Loading(最適な運動)
早期に最適な運動を行うことで、血行の不良を改善して筋肉の萎縮を防ぐと同時に患部の治癒を促す。
Ice(冷却)
アイスバッグや袋に入れた氷で患部を冷やして痛みを緩和し、血管収縮や組織の二次損傷を軽減することで、部位の腫脹や炎症の広がりを抑制する。過度な冷却で凍傷にならないように気を付ける。
Compression(圧迫)
テーピングや包帯で患部を巻き、患部の内出血や腫脹を予防する。患部から末梢にかけて動脈や神経を圧迫してないか観察する。
Elevation(挙上)
患部を心臓より上の位置に挙げて、血液を重力で中枢までおくることで、患部の腫脹を吸収する。
スポーツ現場ではこのPOLICEを心がける!
簡単にご紹介しましたが、詳しく書けば書ききれないので今日はこれくらいで・・・
参考文献:Spolink Japan・インターネット