「走るとすねの内側が痛い」
「練習量が増えてから、すねが痛くなってきた」
「押すとすねの内側が痛い」
「休むと楽になるけど、練習するとまた痛む」
このような症状がある場合、シンスプリントの可能性があります。
シンスプリントは、ランニングやジャンプなどを繰り返すスポーツで起こりやすい、すね周辺のスポーツ障害です。
医学的には内側脛骨ストレス症候群(Medial Tibial Stress Syndrome:MTSS)と呼ばれます。ランニングやジャンプを繰り返す競技者に多くみられるオーバーユース障害の一つです。
特に、
サッカー・フットサル・陸上競技・バスケットボール・バレーボール
など、走る・跳ぶ動作が多い競技で起こりやすくなります。
成長期の学生だけでなく、ランニングを始めた成人にもみられます。
シンスプリントはどこが痛む?
特徴的なのは、すねの内側、特に脛骨の後内側に沿って痛みが出ることです。
シンスプリントでは、1点だけではなく比較的広い範囲に圧痛がみられることが特徴で、臨床的には5cm以上にわたる圧痛が診断の目安の一つとされています。
初期では、
「運動を始めると痛い」
「練習後にすねが痛くなる」
「休むと痛みが軽くなる」
といった症状から始まることがあります。
負荷が続くと、運動中の痛みが強くなったり、日常生活でも痛みを感じたりすることがあります。
シンスプリントと疲労骨折の違い
すねの痛みで特に注意したいのが、脛骨の疲労骨折・骨ストレス障害です。
シンスプリントでは脛骨内側に沿った比較的広い範囲に圧痛がみられるのに対し、疲労骨折ではより限局した強い圧痛がみられることがあります。
ただし、症状だけで完全に判断できるものではありません。
強い痛みが続く場合や疲労骨折が疑われる場合には、医療機関で画像検査などが必要になることがあります。骨ストレス障害の評価ではMRIが重要な検査となります。

なぜシンスプリントになるの?
シンスプリントは単純に、
「走りすぎたから」
だけで起こるものではありません。
重要なのは、
身体に加わる負荷 > 身体がその負荷に耐えられる能力
という状態が続いていないかを考えることです。
例えば、急激な練習量の増加、ランニング距離・スピードの増加、ダッシュやジャンプの増加、硬い路面での練習、回復不足など、さまざまな要因が関係します。
また、足部・足関節だけではなく、下肢全体の機能や動作など複数の要因を確認することも重要です。MTSSは単一の原因ではなく、複数の要因が関与するオーバーユース障害と考えられています。
そのため柔之道整骨院では、痛みのあるすねだけを見るのではなく、足首・足部・膝・股関節、さらにランニングやジャンプなどの動作まで確認することを大切にしています。

シンスプリントは休めばいい?
痛みが強い状態で、無理に同じ練習を続けることはおすすめできません。
症状に応じて、ランニング・ダッシュ・ジャンプなど、痛みを増加させる負荷を一時的に調整する必要があります。
一方で、
「痛みがなくなるまで完全に休む → いきなり元の練習量へ戻す」
という復帰方法では、再び負荷が急激に高くなってしまいます。
そのため、痛みの状態を確認しながら運動負荷を調整し、段階的に競技動作へ戻していくことが大切です。
なお、MTSSの治療についてはさまざまな方法が研究されていますが、特定の単独治療を強く推奨できるほどエビデンスが確立しているわけではありません。負荷管理を含め、状態に合わせて対応することが重要です。
シンスプリントから競技復帰するために
痛みが軽減してきたら、いきなり試合や通常練習へ戻るのではなく、身体の状態を確認しながら段階的に負荷を上げていきます。
例えば、
痛みの状態を確認
↓
足首・足部などの機能を確認
↓
筋力・バランスなどのトレーニング
↓
ランニング
↓
ダッシュ・ジャンプ
↓
競技特有の動作
↓
練習・試合復帰
というように進めていきます。
重要なのは、「痛みがなくなった=競技復帰完了」ではないということです。
実際のスポーツ動作に耐えられる状態まで戻していくことが、競技復帰後の再発予防につながります。

柔之道整骨院では「なぜ、すねに負担が集中したのか」を確認します
柔之道整骨院では、シンスプリントをすねだけの問題として考えません。
痛みの場所や程度だけでなく、
足首の可動域・足部の機能・ふくらはぎの筋力・膝や股関節の動き・片脚での安定性・ジャンプや着地・ランニングフォーム・練習量・競技特性
などを確認します。
状態に応じた施術や物理療法だけで終わるのではなく、必要に応じてトレーニングや動作確認まで行い、競技復帰・再発予防をサポートします。
柔之道整骨院が大切にしているのは、
「痛みを取ることだけではなく、なぜ痛みが出たのか?」
を一緒に考えること。
そして、スポーツに戻ったあとも再び痛みを繰り返さないために必要な身体づくりを目指します。

過去に足首の捻挫を繰り返していませんか?
シンスプリントでは、足首や足部を含めた下肢全体の状態を確認することも重要です。
過去に足首の捻挫を繰り返している場合などは、足首の可動域や安定性も確認します。
こんなすねの痛みには注意してください
「シンスプリントだと思うから大丈夫」と自己判断するのは避けましょう。
特に、狭い範囲に強い痛みがある・歩行でも痛い・安静にしていても痛む・症状が悪化している・長期間改善しないといった場合には、疲労骨折など別の原因を除外する必要があります。
このような場合には無理にスポーツを続けず、医療機関で適切な評価を受けることをおすすめします。
よくある質問
Q.シンスプリントでもスポーツを続けられますか?
症状の程度によって異なります。すべての運動を一律に中止するのではなく、痛みの状態を確認しながら練習量や強度を調整することが重要です。
Q.痛みがなくなったら、すぐ試合に出てもいいですか?
痛みだけでなく、ランニング・ダッシュ・ジャンプなど、競技に必要な動作に耐えられる状態かを確認しながら段階的に復帰することが大切です。
Q.シンスプリントは再発しますか?
練習量や身体機能、競技動作など負担につながる要因が残っている場合には、再び症状が出る可能性があります。予防については、近年のメタ解析で神経筋トレーニングなどに一定の予防効果が示されています。
Q.シンスプリントと疲労骨折は自分で見分けられますか?
痛みの範囲などに違いがみられることはありますが、自己判断だけで確実に区別することはできません。痛みが強い・長引く場合には医療機関での評価が必要です。
大阪市西区・堀江でシンスプリントにお悩みの方へ
柔之道整骨院では、スポーツによるケガ・スポーツ障害から競技復帰までサポートしています。
サッカー・フットサル・陸上・バスケットボール・バレーボールなどで、
「練習するとすねが痛い」
「シンスプリントを繰り返している」
「試合までにコンディションを整えたい」
「痛みが落ち着いたあと、どうやって競技復帰すればいいか分からない」
という方は、お気軽にご相談ください。
大阪市西区・北堀江
西大橋・四ツ橋エリア
柔之道整骨院












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